PRODUCTS 製品情報 TX型トルクレリーサ

構造と作動原理

構造と作動原理製品画像

TX型トルクレリーサ(自動復帰タイプ)には、多様な用途に適用できるよう、B、D、E、R型の4タイプがあります。 基本的なクラッチ機構は同一構造ですので、ここではTX□Dタイプを例にして構造と原理を説明します。

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詳細情報

各部名称
分解図と照合番号
  1. ハブボス
  2. フランジ
  3. アクションリング
  4. スプリング
  5. キー
  6. スチールボール
  7. ベアリング
  8. 座金
  9. アジャストリング
  10. 六角穴付止めねじ
  11. リング
  12. WR形止め輪
  13. ピン
  14. スプリング
作動
  1. 通常運転時はフランジ②で保持されたスチールボール⑥がハブボス①のボールポケットにスプリング④の力で加圧、保持され、トルクはハブボス①からスチールボール⑥を介してフランジ②に伝達されます。
  2. オーバーロード時は、ハブボス①のボールポケットの斜面でスチールボール⑥が押し出され、伝達トルクは遮断されます。また、このときアクションリング③は軸方向(アジャストリング⑨側)へ移動しますので、この動きを利用してリミットスイッチ、近接スイッチ等で、オーバーロードを検出することができます。
  3. 再運転時は、オーバーロードの原因を排除した後、トルクレリーサの入力側または出力側を回転させます。スチールボールが規定のボールポケットの位置に来たとき(1回転で1ヶ所)、スプリング④の力で自動的にリセットされます。
通常運転時(セット時)
オーバーロード時(レリース時)
  • 仕様等でご不明点がございましたら当社にご相談下さい。
  • 記載寸法仕様は改良のため予告なく変更する場合がございます。
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